ブログ

着用販売から何をお客様に伝えたいのか

着用販売で伝えるべきことは?

最近は自店のおススメの商品を制服として着て販売促進をする着用販売が普通になってきています。
先日、あるお店で上品は色合いのカシミヤニットが気になって見ていると、スタッフから声をかけられました。
「私が着ているのと一緒です!可愛いですよね!」
確かに可愛いから気になって見ていたのですが、私は答えようがありませんでした。
そのお店は初めて入って、そのスタッフとも初対面でしたので、そのスタッフが持っていても私には何のメリットもないからです。
例えば「有名なタレントも持っている」とかでしたら、まだ関心はありますが・・・・その全く知らないスタッフが持っていても私は何の関心も有りません。

彼女は何を伝えたかったのでしょうか?
どのように伝えたら共感してもらえたのでしょうか?
その商品の特徴は上品な色とカシミヤ素材です。
勿論この2つをお伝えしてする事もできるでしょう。
ただそれでしたら別にPOPで説明文を読むのと同じですので、
スタッフが着用販売する必要ありません。

ではどのような事を伝えたら良いのでしょうか?
せっかくその上品な色目のカシミヤニットを着ているのでしたら、着用時の着心地や軽さ、顔映りなど着てみないと分からない事を伝えてくれたらワクワクして話を聞きたくなります。
「私も色が気に入って買ったのですが、柔らかな色合いなので女性らしさが増して見えると良く褒められるます・・・鏡の前でご覧になってみませんか」
「こちらはカシミヤ素材なので着てないぐらいに軽くて、肩こりがひどい私でも大丈夫でしたので、お試しになってみませんか」
など、接客の中で持っているからこそ分かりメリットを交えて話せばリアリティが増して距離が縮まり共感につながります。
この事により、着用販売の意味を最大限に活用できるのではないでしょうか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る