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アドバイサーがそこに居る意味

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店舗運営の依頼を受けて、久しぶりにお店に立ちました。

このブランドは「不要な物に手を加えて新たな価値を生み出す」をコンセプトにリサイクルのさらに上を行くアップサイクルブランドです。
レザーの破材を粉砕し、その中に樹脂を混ぜて新たな商品の作り変えた商品を取り扱いしています。普段はネット販売だけなので、この様なポップアップでは多くの方に作り手の想いを伝えるチャンスです。
20代や30代の方に人気のレザーグッズを取り扱っているので、多くのお客様に「可愛い!」「カッコイイ!」っと手に取って頂けています。
私のやるべき事は、ただ単に「可愛い!」「カッコイイ!」だけでノリで買ってもらうだけでなく、アップサイクルの意味をどのように伝えてお客様と共感できるか、作り手の想いを理解してもらい商品に愛着をもらうか、所謂<作り手>目線で想いを伝えるです。

今回改めて感じた事は・・・以前アパレル販売をしていた頃は<売る側>目線でお客様と接していたなっと感じます。
日々目標金額達成の為に「どのように売れ筋をお勧めするか」を考えて、全てのお客様に売れ筋商品の素材の特徴やおススメスタイリングの話をして買っていただくかが大事なお仕事でした。
いかにして「可愛い!」「カッコイイ!」と感じてもらって買ってただく事が目標でした。
勿論、物を売る事がお仕事ですので、それだけでも悪いわけではありません。
ただ、せっかく気に入って頂いたその商品が生まれた背景やデザイナーの想いを伝える事が出来ていなかったので、買って頂いた後で、どれだけ愛情や愛着を持って使って頂けるかが気になります。そのお客様がその商品の良さを自慢できるぐらい気に入って頂けて長く使って頂けるかが気になります。
今回の経験で、本当の意味の<お客様の立場に立つアドバイサー>の意味が分かったような気がします。

同じような商品が手に入る時代ですが、せっかく気に入って手に入れた物を愛着を持って使ってもらえる為には、お客様に作り手の想いを伝えた上で、お客様のバイイングポイントを引き出してリンクさせる事がアドバイサーが居る意味ではないでしょうか。
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