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お店は舞台、スタッフは女優・・・<良い意味の緊張感>が必要!

綺麗な女性

「お店では笑顔が大事!!」と常に云われているので、接客をしている時に笑顔で話をするスタッフは多くなったと思います。ただ接客中のちょっとした瞬間に見せる<笑顔>とのギャップの表情が気になって仕方ありません。

昨日、たまたま最終セールをしている百貨店ブランドショップの前を通った時のことです。
若いスタッフが一生懸命「最終セールです!どうぞごゆっくりご覧ください!」と声出しをしていました。その口元は口角も上がり、笑みを含んでいて素敵な表情が出来ていて感じが良いスタッフだと思って何気なく見ていました。
そのスタッフは私の横でスカートを手に取ってお身体に当てられているお客様に「試着のお勧め」のお声掛けをしていましたが・・・そのお客様はまだ試着したいほどまでは購買意欲が高まっていなかったのかその声掛けに反応はありませんでした。
そのスタッフを見ると・・・先ほどの素敵な表情とは打って変わって、口角が下がり、目元は無表情で違う方向に見ている姿が目に入りました!
その表情は【せっかく声を掛けたのに・・・・無視されてしまった😢】気持ちを醸し出していました。そして先ほどのお客様はまだ近くで違うスカートを当てていましたが、再度笑顔で声を掛ける事はありませんでした。

私はこのスタッフの表情の変化を見ていて残念な気持ちになりました。
接客時にお客様と向かい合ってお話する時は意識をして<笑顔>を作る事が出来ているのに、目の前にお客様が居ないと出来なくなる理由は何か・・・プロとしての<良い意味での緊張感>が足らないと思います!

お店は舞台と同じです!
その舞台で女優として演じているのがスタッフです!

舞台=お店では360度どこからでも、常に見られていると思って行動する事が大事です。
女優が演じている時に、観客は正面の姿や表情だけでなく、横顔や後ろ姿も見ています。それと同じようにスタッフは接客しているお客様だけでなく、後ろや横のお客様にも見られています。だからこそ、来店していただいた全てのお客様に気持ちよくお買い物を楽しんで頂く為にはどんな状態であろうとも<良い意味での緊張感>が必要です。
せっかくの舞台で「最優秀女優賞」の評価をしてもらえるかは<最後まで女優として演じきれるか>それぞれのスタッフのプロとしての<良い意味での緊張感>次第です。

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