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このスタッフはどんな言葉で話したら相手に伝える事ができたのか

どう表現すれば相手に伝えることができたのか
先日、知人がこんな事を話していました。
ブルーのワンピースが欲しくて買い物に行った時、頭に描いていた鮮やかなターコイズブルーのワンピースを見つけたそうです。その時に接客してくれたスタッフはハキハキと明るく、そのワンピースの特徴や色の話などをしてくれて、話が弾んで試着をする段階になり、試着したら思った以上に似合っていると感じて購買意欲がモリモリになったそうです。スタッフから「いかがですか?外の大きな鏡でご覧ください!」と云われたので、ワクワクしながら外に出たら、その時のスタッフの第一声が「素敵ですね!!!」の一言だったそうです。決して間違っている言葉では無いのですが何となく違和感を感じてちょっと寂しく感じたそうです(本人は気に入って購買したそうですが・・・)

貴方なら、この言葉の意味をどう捉えますか?

この「素敵ですね!!!」の言葉は何が主語だったのでしょうか。このスタッフはお似合いである事を伝えたかったのですが、この言葉からはその自店の扱うワンピースが主語と捉えられます。自社の商品を自画自賛していてそこにお客様が置いてきぼりの表現になってしまっています。

このような場合はどう表現すれば良かったのでしょうか?

この「素敵ですね!!!」の言葉の前に「やはり、お似合いですね、素敵です!!!」や「お客様のお顔がより一層明るく見えて素敵ですね!!!」などお客様を主語で話をすればお客様に伝えたい共感の意図は伝わります。またお客様も印象に残り再来店にもつながります。

お客様との会話から提案するコンサル接客方法では正しい言葉の表現が大事になります。
正しい言葉を使って表現してこそ相手に想いや気持ちが伝わります。これを機会に言葉の表現方法を再度見直ししてみませんか

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