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商いとは飽きない事

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先日、個性的なバックを取り扱っているお店で残念な光景に遭遇しました。入口付近の一等地に置いてある売れ筋らしいバックを見ているお客様が「これは紙ですか?革ですか?」とお客様が尋ねるとスタッフは「牛革です」のみの答え。「素敵ですね」っとお客様が興味を持っている素振りでいても「持ってみますか?」のみの答え。お客様のワクワクした表情とは逆にスタッフは淡々とした表情でした。
きっとまた同じ事を聞かれたので、同じ説明をしなくてはならなくてうんざりしている様子でした。

お店の魅力価値は売れ筋商品をどれだけ多く縦積みして販売できるかです。
その為にはどれだけ多くのお客様にその商品の魅力価値をアピールするかに関わります。
アピールする方法としては大きく分けて2つあります。
ひとつは設置場所、お店の中で一番見えやすい場所や2箇所出しをして量を積んで認知度アップを図る「レイアウトによるアピール」
もうひとつは販売スタッフの会話からお客様に良さを伝える「言葉によるアピール」の仕方があります。この2つめの「言葉によるアピール」はそれぞれのスタッフの販売スキルにより効果は異なります。
お店の人気商品は大勢のお客様の目に留まるので売れ筋になります。ただその分だけお客様に説明を繰り返し伝えなければなりません。同じ言葉を何百回回、何千回伝えるので空でスラスラ云えてしまう状態になってしまうぐらいなので、飽きてしまうスタッフもいるかもしれません!

ただそれがそこに販売スタッフがいる意味があります!それが仕事です!
販売スタッフのお仕事はお客様がその商品を持つ事によりどのようなメリットがあるかを商品に変わりお伝えする事です。
伝える販売スタッフ側は大勢のお客様に同じ事を伝えるので新鮮な言葉ではないですが、お客様にとっては初めて聞く新鮮な魅力的は言葉として心に響く言葉になります。
同じ言葉を伝えるのであれば、どれだけお客様に魅力的に伝わるかを意識して言い回しを変えるとか、声のトーンを変えて強調したいポイントを明確にするか研究して伝えるかが、売り上げ成果を左右します。

販売とは商いです。
販売スタッフは商いに飽きない事が接客スキルアップのの第一歩になります!!
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