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端境期の1人の行動がその後のお客様満足につながります

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セールも落ち着き、秋物の立ちあがりはもう少し先のこの時期。お店のスタッフもセールの忙しさから解放され、秋の立ち上がりはまだ先なので空気ものんびりムードです。こんな時期にたまたま入った某大手有名アパレルショップでの残念な2日間の出来事を書きます。
このお店は地元の駅ビルに入っている接客重視のキャリアブランドです。
接客の基本の笑顔・挨拶・丁寧なしぐさにプラスして販売スキルを必要にするお店です。

まずは1日目。
まだ活躍できるセール商品はないかと、お店を覗いてみました。スタッフが2人。そのうちの1人のスタッフは黙々と商品を畳み直しています。もう1人はカウンターで何か資料を読んでいます。そしてこのお2人ともご挨拶はありません!
気になる商品があったので手に取って見ていても全く目も合いません!
1人のスタッフは私の存在さえ見えないかの様に私の前を横切り違うラックを直し始めました・・・きっとそのスタッフにとって私は透明人間なんだろうか?
もう1人のカウンターで資料を読んでいたスタッフの様子を見ると存在には気付いた様子。顔を上げずにカウンターに向かって「いらっしゃいませ!」・・そのスタッフはきっとユリゲラーの様に超能力があるらしい!
このお店ではセール商品を見ている方は<お客様として価値>がないのだろうか?
勿論、私は何も買わずにお店を出ました。

次は2日目。
奇心旺盛な私は再度お店を覗いてみました。昨日のスタッフ1人ともう1人の2名体制。
私が入ると昨日いなかったスタッフから笑顔の挨拶!!昨日のスタッフとは真逆で気持ちが良い。昨日気になった商品を再度手に取っているとタイミング良くお声掛け!適切な説明がありお買い上げ・・お会計を終えてお店を出る時に、さりげなく昨日いたもう1人のスタッフを見ると・・・やはり昨日と同じ様に、脇を無表情で通り過ぎ「有難うございます」の一言も有りません。
セール商品を買う方はお客様と認めないのだろうか?
自分が接客していないので関係無いと思っているのだろうか?
折角、気持ち良いお買い物が出来たのに寂しい気持ちになりました。
これからは今日応対してくれたスタッフは居る時だけお買い物をすることでしょう。

1人の思いやりのある行動が<お店としての価値>を上げます。
1人の残念な行動が<お店としても価値>を下げます。
お店は<チーム力>が大事と云いますが、チーム力を高める為には1人ひとりのスタッフが高い水準で正しい行動を常に同じように出来る事が大事と感じた出来事でした。

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