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フィッティング時にお客様を寂しい気持ちにさせない為の2つの行動

フィッティングルームで気を付ける2つのこと
私も経験した事がありますが・・・気に入ったお洋服を見つけて試着したいと伝えた時に、「是非、大きな鏡で見て下さいね!」っと云われて着替えようとしていたらすぐに声をかけられて焦ってしまった事とか、逆に全くほっとかれてフィッティングルームから顔を出したら、だれもスタッフが居なくて寂しい気持ちになった経験はありませんか?

こんな場面でお客様を寂しい気持ちにさせない為にはどうしたら良いのでしょう。

ひとつは事前に自分で時間軸のシュミレーションして目安を体で覚える事が大事です。
自分だったら着ている洋服を脱いで新しい洋服に着替えるのにどのぐらいの時間がかかるかを計って体で覚えてしまえば良いだけです。冬の季節でしたらコートや羽織物を脱ぐ時間を考慮してプラスしてカウントすれば良いだけです。私は大体フィッティングルームに入ってから3分弱を目途にお声掛けをしていました。脱いで着るだけなら1分強あれば出来ますが、残りの時間はお客様が自分で確認したり想像したりして頂く時間として取っていました。「素敵!思った通りだわ」とか「形は気に入ったけど色が合わないかしら・・・」などお客様自身で頭の整理をして次の行動ができるように時間を取る事で、その後の会話がスムーズになり、新しいご提案が膨らみます。

ふたつ目はチームでお客様を見守る、チームワークにつきます。
スタッフはお客様が試着している間にやらなければならない事がたくさんあります。お聞き出しから得た情報からイメージに合うコーディネートを用意したり、サイズ違いや色違いを用意したりしてその場にずっと立っている訳にはいきません。又は途中で急用は顧客様がいらっしゃるかもしれません。そんな万が一の場面を想定して「スカートを試着しているお客様のイメージに合うトップスをストックに取りに行ってきますので、お願いします」とか「急用な顧客様が来店されたので、こちらにのお客様をお願いします」とスタッフと連携をとり接客内容の引継ぎをする事でお客様を1人ぼっちにさせる事がなくなります。

高額商品を扱う提案接客ではお聞き出しから決定の間に必ずと言って良いほど試着をしていただく場面があります。基本行動や商品知識の勉強は勿論大切ですが、試着の場面で発生するであろう仮設に基づく事前シュミレーションやチームワークによる気配りや配慮がお客様のお買い物満足を高める大事な要素だと思います。

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